「パソコン破棄しておいて」そんなこと頼まれたことありませんか?産廃ゴミとしてそのまま捨てると、ハードディスクを抜き取られて中のデーターを盗まれる可能性があります。パソコンを処分する際は中のデーターを見られないようにするために、データーを削除する必要があります。パソコンを処分してくれる業者もいますが、費用がかかりますし、その業者が信頼できるか分からないので自社で行う方が安心です。ここではパソコンを安全に処分するために、データーを削除する方法を紹介します。
データーを削除しただけじゃだめ?
パソコンの中のデータを削除したらいいんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、それだけではデータを復元できるため不十分です。また、パソコンの設定からパスワードを抜き取られたり、社内LANに不正にアクセスされる可能性もあります。ここで紹介する方法でハードディスクから復元できないようにする必要があります。
データ削除ソフトを使う
パソコンの電源を入れることができるのであれば、データ削除ソフトを使用して削除することができます。データ削除ソフトはWindowsXPに対応してなかったり、法人は5台までなど台数制限があるので使用用途にあったソフトを選びましょう。私はリースで定期的にパソコンを返却する際に、ハードディスクのデータをディスクシュレッターを使って削除しています。無制限で使用できるのでコスト的にも安く済んでいます。
ハードディスクを壊す(物理的に破壊)
ハードディスクをハンマーなどで物理的に破壊すれば、中のデータを抜き取ることができなくなります。電源が入らなくなってしまうなどパソコンが故障している場合はデータ削除ソフトが使用できないため、この方法が有効です。ただ、ハードディスクを取り出さないといけないので手間がかかります。
まとめ
リースで定期的にデータを削除する必要がある場合は、データ削除ソフトを使用。パソコンが壊れて電源が入らない場合は、物理的に破壊する。このように用途に合わせて処理し、大切なデータを流出しないようにしましょう。